@article{oai:hosen.repo.nii.ac.jp:00000174, author = {松原, 豊}, journal = {こども教育宝仙大学紀要}, month = {Mar}, note = {肢体不自由児の学習上及び生活上の困難やニーズに視点をあてた姿勢マネジメントのアセスメントについて、評価方法の改善を行った結果、改善した評価は、姿勢の変容と学習効果の関係がわかりやすいことが示された。姿勢マネジメントの具体的な支援方法として、キャスパー・アプローチの考え方に基づく座位保持装置の製作及びポジショニング支援を行った。支援の結果、対象児は、「頭部が安定し、対象物に注意を向けやすくなった」「肩の力が抜け、ヘッドレストに頭を預けることはできるようになった」「頭部の位置が安定し、目の動きや手の動きがスムーズになった」「上下へのロッキングの動きを、車椅子の振り子様の動きで逃がすことができるようになった」「上肢を拳上する動作が可能となった」など学習面及び生活面で有効な支援得られた。肢体不自由があり、学習上及び生活上の困難がある子どもが、環境から様々な情報を受け取りやすくするためには、姿勢保持を安定させるシステムを整えることが大切であり、必要な情報を得られた子どもは、学習場面において、ポジティブな「知覚行為循環」が達成されることが示唆された。}, pages = {51--72}, title = {肢体不自由児の姿勢マネジメントと学習支援(3) ─学習に関する姿勢チェックリストとキャスパー・アプローチ─}, volume = {6}, year = {2015} }